デジタル裏側矯正とは?

【新しい時代の裏側矯正】

 デジタル裏側矯正は、ブラケット(ワイヤーを歯に付ける装置)、そしてワイヤーまでもデジタル技術で精密にオーダーメイドされます。

 新しい時代の裏側矯正です。

デジタル裏側矯正
患者様の3つのメリットとは?

 デジタル裏側矯正は、従来の裏側矯正よりも患者様にもメリットが多い裏側矯正です。

 デジタル裏側矯正は、患者様には大きく以上のような3つのメリットがあり、おすすめです

デジタル裏側矯正
3つのメリットの理由

1.デジタル裏側矯正の治療結果がハイレベルな理由とは?

 デジタル裏側矯正は、歯にワイヤーを付けるブラケット、そして矯正ワイヤー自体ががデジタル技術で精密にオーダーメイドされます。

 またワイヤーは確実に矯正力が働くように歯からの距離が近くなるようデザインされています。

 これらの理由によりデジタル裏側矯正が従来型の裏側矯正よりもハイレベルな治療結果となります。

2.デジタル裏側矯正はトラブルが少ない理由とは?

 デジタル裏側矯正のブラケットは丈夫なメタル素材で一体化されています。

 破損や脱離が少なく快適です。

 また応急処置のための来院が少なくて済みます。

3.デジタル裏側矯正の治療期間が短い理由とは?

 デジタル裏側矯正は矯正力に優れたワイヤーのデザインになっており、歯の動きが早いため、治療期間が短くなります。

 またブラケットの破損や脱離といった治療の進行の妨げとなるトラブルが少ないことも治療期間の短縮につながります。

ハーモニー裏側矯正

現在、理論上最も優れた裏側矯正システムです。システムとして完成しており、裏側矯正で最も理想通りの治療効果が期待できます。

理由1.デジタルでシミュレーション、ワイヤーまでも全て精密にオーダーメイド

ハーモニー裏側矯正はデジタル・セットアップ、つまりコンピューター上で3Dの矯正治療後の歯並びのシミュレーションをおこないます

デジタルでシミュレーション、ワイヤーまでもすべて精密にオーダーメイド

個々の歯の裏側に付けられるブラケットとワイヤーの全てが、このデジタル・セットアップどおり正確に矯正できるようにデジタルで設計されます。

ブラケットはミリニング法という精密技術でつくられます。ワイヤーがブラケットに寸分狂わず装着され、これにより正確な矯正治療が期待できます

理由2.クリップ式ブラケットが確実にワイヤーをつかむ

フルデジタル・ オーダーメイド裏側矯正

ハーモニー裏側矯正の歯の裏側に付けられるブラケットは、ワイヤーがクリップ式で装着されます。

ワイヤーが浮くことなく装着されるので、ワイヤーの矯正力が歯に確実に働きます。より正確な矯正治療が期待できます。

理由3.ワイヤーが歯に近いところを通る

ワイヤーが歯に近いところを通る

ハーモニー裏側矯正のワイヤーは複雑に曲がっています。これはワイヤーが歯に近いところを通るように工夫されているからです。ワイヤーと歯の距離が遠くなると矯正力が弱くなり、確実に歯が動きません。

ハーモニー裏側矯正ではワイヤーと歯の距離が近く、矯正力が確実に歯に働き、より正確な矯正治療が期待できます。

ワイヤー矯正の実例

 非抜歯:  935,000円(税込)
 小臼歯抜歯:1,210,000円(税込)
 検査料・月管理料・保定装置代 含

【長所】
 裏側矯正でもマウスピース矯正や表側矯正と同じ正確な矯正治療が期待できる。
【短所】
 ・ブラケットやワイヤーが全てオーダーメイドなので矯正スタートが遅れる。
 ・矯正費用が高い。
 ・ブラケットが分厚いため、気持ち悪い。

1.検査・ハーモニー裏側矯正装置製造のための型取り
2.デジタル・セットアップ確認
3.裏側矯正装置の装着:約2カ月後
4.経過治療:月1回の通院
5.保定期間(リテーナー夜間装着):2年間

デジタル裏側矯正と
従来の裏側矯正の違い

 デジタル裏側矯正は、従来の裏側矯正よりも数多くのメリットがございます。

 ここでは、従来の裏側矯正を説明し、デジタル裏側矯正と比較して解説していきます。

従来の裏側矯正(旧タイプ)

 従来の旧タイプの裏側矯正は、ブラケットもワイヤーも既製品を使用し、都内でも裏側矯正歯科の多くがまだこの旧タイプの裏側矯正です。

 G矯正歯科ではFLBという既製品リンガル・ブラケットを、E矯正歯科ではアリアスというリンガル・ブラケット既製品ブラケットを使用しています。

 そして既製品のワイヤーを歯科医師が手技で曲げて、個々の患者、歯に応じて調整しています。

 歯科医師の職人のような技術を必要とするため治療結果が不確実で、治療期間も長くなる傾向がるというデメリットがございます。 

従来の裏側矯正は
ブラケットは手作り

 従来の裏側矯正では、ブラケット本体は既製品で材質はメタルですが、歯に接着するベース部はレジンで、材料が異なります。

 そのため、この境目で破損しトラブルが多いというデメリットがございます。

従来の裏側矯正は
ワイヤーの調整は職人技

 従来の裏側矯正は、ワイヤーは既製品を使用し、1本1本歯科医師が手技で曲げて調整します。

 歯科医師の職人技のような技術が必要です。

 しかし、歯科医師の技術が治療結果を左右し、結果が不確実というデメリットがございます。

 またワイヤーを繰り返し曲げて少しずつ調整するので、治療期間が長くなるデメリットもございます。

デジタル裏側矯正と
従来の裏側矯正を比較

ブラケットの信頼性
治療結果を左右

 TBDC東京ビアンコ歯科矯正歯科 新宿院ではハーモニーという最新の裏側矯正システムを導入しております。

 ハーモニー・デジタル裏側矯正では、ブラケットはCAM・CADという精密技術でデジタル設計のまま正確にオートメーションで製造されます。

 そのためデジタル裏側矯正は治療結果が確実で優れています。

 一方、従来型の裏側矯正はではブラケットのベース面はレジンと言う材料で歯科技工士のハンドメイドで加工されます。

 そのため従来型の裏側矯正では、歯科技工士の技術により治療結果に差が生じるデメリットがございます。

ブラケットの耐久性
治療期間に影響

 デジタル裏側矯正はブラケットは本体部も歯に接着するベース部もメタルで一体化して製造されています。

 そのため、デジタル裏側矯正は全て一体化したブラケットなので破損や脱離といったトラブルが少なく、治療の進行がスムースで、治療期間の短期化に繋がります。

 一方、従来型の裏側矯正は、ブラケットとベース部の素材が異なるため、その境目で分離して破損することが多く生じます。

 一度ブラケット品胎とベース部が分離して破損すると、ブラケット本体を完全に元の状態に正確なポジションに装着し直すのは難しく、矯正結果に影響を及ぼします。

 従来型の裏側矯正は、ブラケットの破損や脱離といったトラブルが多く、治療の進行を妨げ、治療期間が長くなるとおいう、デメリットがございます。

ワイヤーが治療結果・期間に
及ぼす影響

 デジタル裏側矯正では、ワイヤーは既にキレイな歯並び・適切な咬み合わせとなるようデザインされて出来上がっています。

 ワイヤーをステップアップするだけで矯正治療が仕上がります。

 一方、従来の裏側矯正では、既製品のワイヤーを歯科医師がワイヤーごとに折り曲げて形状を作り、誤差が生じ、治療結果に影響します。また通院の度にワイヤーを曲げ直して調整するので、治療期間が長引きます。