ハーフリンガル矯正を紹介

 ハーフリンガル矯正とは、上は裏側矯正、下が表側矯正になっている治療法をいいます。

 上の歯は他人から目立つため、見えない裏側矯正になっています。

 下の歯は口唇で隠れて、他人からは見えにくいので快適性を重視して表側矯正になっています。

 白いブラケットなら、ほとんど目立ちません。

ハーフリンガル矯正が
選ばれる3つの理由

 ハーフリンガル矯正は、上下とも裏側矯正に比べて様々なメリットがございます。

1.快適

下の裏側矯正

 下の歯も裏側矯正にすると舌が常に矯正装置に触れて違和感が強くなります。

2.キレイに治りやすい

 下の歯はアーチが小さく急です。歯の裏側はさらにアーチが狭く急になるので、矯正力がかかりにくくなり難しくなります。

3.費用が安い

 ハーフリンガル矯正は、上下ともの裏側矯正に比べて、非抜歯で10万円程度、抜歯矯正で20万円程度も費用が安くすみます。

【上:フルデジタル裏側】

上顎はハーモニー裏側矯正を使用

非抜歯 :825,000円(税込)

抜歯矯正:990,000円(税込)

<平日なら5%OFF>

非抜歯 :783,750円(税込)

抜歯矯正:940,500円(税込)

検査料・調整料・保定装置代含む

【上:セミオーダー裏側】

非抜歯 :770,000円(税込)

検査料・管理料・保定装置代含む

デジタル・フルオーダーメイド
ハーフリンガル矯正とは?

ハーモニー裏側矯正

 ハーモニーはブラケットだけでなくワイヤーもデジタルで精密にオーダーメイドする裏側矯正です。

 後で紹介するセミオーダーやイプの裏側矯正に比べて、キレイに仕上がり、またブラケットも脱離や破損しにくく抜歯矯正に向いています。

 このハーモニーを上の歯の裏側矯正に使用しています。

 デジタル・セットアップとは、デジタル上で裏側矯正治療後の歯列を予測することをいいます。

 口腔内スキャナーと言われる機械(i-Tero:アイテロ)で歯列を読み取りデジタル・データ化します。

 この3Dデータから日本最大手の矯正専門歯科技工所のASOインターナショナルで、矯正治療後の予測モデル(セットアップ・モデル)が作成されます。

 そして、このセットアップ・モデルを基にブラケットやワイヤーが精密にオーダーメイドされます。

セミオーダーメイド
ハーフリンガル矯正とは?

 セミオーダーメイド・ハーフリンガル矯正は、上の裏側矯正に、既製品のブラケットを使用し、歯に付くベース面をレジンで加工しています。

 ブラケット部がベース面と脱離して途中で破損することがございます。

ハーフリンガル矯正
治療例

【非抜歯治療】

上顎はセミオーダー裏側矯正

治療期間:8ヶ月経過

治療費用:770,000円

日本人に多い
上顎前突&ディープバイト

 ディープバイトが原因で上顎前突になっている方が日本人には多いですが、このような方にはハーフリンガル矯正が適しています。

上顎前突とは?

 上顎前突とは、上の歯が前に極端に出ている、いわゆる出っ歯なことを言います。

 上顎前突はEラインにも影響します。

 そして、かなりの割合で前歯だけでなく奥歯から全体的に上の歯が下の歯より前方に位置した咬み合わせの方がいます(Angle2級)。

 このような場合、多くは咬み合わせが深いディープバイト(過蓋咬合:かがいこうごう)が原因です。

 ここでは、日本人に多いディープバイトが原因で上顎前突になっている症例のハーフリンガル矯正による治療法を解説いたします。

ディープバイトとは?

 咬み合わせが深く、上下の前歯の重なりが強い状態を言います。

 ディープバイトは過蓋咬合とも言います。

 下の前歯が上の前歯で隠れてしまい、下の前歯が見えない、という特徴がございます。

 ディープバイトの場合、多くは下の奥歯が低い位置にあり、下の前歯が高い位置にあります。

ディープバイトが上顎前突になる
メカニズム

 下の前歯が高い位置にあると、上の前歯の歯茎に近い深い位置で接触します。

 上の前歯の裏面は斜めに傾斜しているので、この傾斜に沿って上の歯は全体的に前方にスライドします。

 また下の歯は全体的に後退します。

 そのため上顎前突となり、いわゆる出っ歯となり、Eラインも突出します。

アンカースクリューを利用した
上顎前突・Eライン矯正

 アンカースクリュー(マイクロ・インプラント)は、骨に小さなネジを植立し、このネジを固定源に歯をゴムなどで引っ張って歯を移動します。

 アンカースクリューの固定は強力なので、上の前歯6本を確実に後方に移動することが可能です。

 このアンカースクリューは口蓋とよばれる口の中の天井の部分に埋入すると脱落が少なく、最も成功率が高いとされています。

 アンカースクリューを植立する口蓋は上の歯の裏側に位置するので、上の歯は裏側矯正のハーフリンガル矯正は、アンカースクリューの利用に適しています。

口蓋のアンカースクリューで
上顎を後方に牽引

 アンカースクリューを口蓋に植立し強力に上の前歯6本を後方に牽引することで、Eラインが改善されます。

リバースカーブ・ワイヤーによる
ディープバイト矯正

 ハーフリンガル矯正は下は通常の表側矯正です。

 ディープバイトの矯正には表側矯正で、奥歯の咬み合わせを上げて前歯の押し下げるためのリバース・カーブワイヤーが有効です。

 ハーフリンガル矯正は上が裏側矯正なのでディープバイト患者様では、上の歯の裏側のブラケットなど矯正装置に下の歯が干渉します。

 そこで上の歯の奥歯にレジンというプラスチックのような材料を盛り、咬み合わせを一時的に挙上します。

 これらに加えて顎間ゴムを使用して下の奥歯を挙上し、ディープバイトを改善します。

咬合力が強い方には
ボトックス治療

 普段から咬む力(咬合力)が強い方、寝ている時に歯ギシリや食いしばりの癖があることが原因でディープバイトの方がいます。

 そのような方には咬む力を弱めるため、咬筋と呼ばれる筋肉の収縮力を弱めるボトックス治療が有効です。

 また咬み合わせを上げる場合でも、咬筋を弱めるためにボトックス治療を併用することで、治療の速度を速めることができます。

ハーフリンガル矯正のお支払いについて

クレジットカード対応

各種クレジットカード一覧

お支払いは現金・銀行振込の他にクレジットカードもご利用いただけます。分割払い・リボ払い・ボーナス払いもご利用いただけます。

デンタルローンもございます

各種デンタルローン一覧

矯正歯科費用のお支払いに、患者様ご自身でスマホからも簡単に申込いただけるデンタルローンも取扱っております。アプラスとオリエント・コーポレーションの2社お選びいただけます。